シングルマザーが着付師・美容師になった話 最終章

前回、美容師免許を取得することができたお話でした。 年が明け年度末にご縁があり再婚し、それと同時に引っ越してをして 子供たちは転校し 新しい環境での再出発となりました。

そして今年は、更にレベルの高いコンクールに出場したお話です。

美容組合の美容技術選手権大会

これは美容師免許を持っている人だけが出場でき、ハイレベルな技術を競い合う大会です。競技種目によっては、優勝・準優勝したら全国大会に出場することが出来ます。

今回出場するのは、留袖ボディ着付の部。あんな事やこんな事があって出場するのが決まったのは、大会の2ヶ月前でした。

着付けコンテストの中でもトップレベルの大会なので他の方達は1年前から必死で練習しているのに対し、自分は絶対的な練習量が全く足りない。

でも、やっぱり出場するには賞を獲りたい!!

たった2ヶ月の練習期間だったけど、なぜかこの時の練習は凄く楽しかったです。ブライダルの現場でいつも着付けてるからか、またコンクールに出れるというワクワク感からか、着せては脱がしの繰り返しでタイム取りの練習が もっと練習したい もう一回したいと思うようになって 先生に休憩しなさいと言って頂いても、もう一回お願いしますといって練習してました。

留袖のタイムは15分。 この15分で、かなりの気力と体力を奪われます。 そして お腹が空く 笑笑

同僚講師の先生からスパムとたくわんが一緒に握られててかなり大きい愛情たっぷりのおにぎりを遠いところから差し入れに持ってきてくれて 感激した事を思い出します。もちろん美味しく頂きました。

前日~当日までの流れ

  1. 前日は会場近くのホテルに宿泊します。もちろん出る暇もなく部屋で着付けの練習をします。

  2. 当日は朝早くから早朝レッスン

  3. 会場入り

  4. くじ引きでエントリーNo.を決め番号によって舞台上の競技位置も決まります。 自分は1番だったので舞台の一番前でした。

  5. 舞台上にボディをセット

  6. 競技で使用する道具の監査

  7. 緞帳の裏で補正~長襦袢までの競技・審査

  8. 緞帳が上がり着付け競技スタート・審査

またまた、沢山の方が応援に駆けつけてくれて、真ん中の最前列から応援してくれてました。応援に来てくれたみんなの顔を見たらホッとする反面、緊張もして全力を出し切るぞと自分に言い聞かせ、着物~仕上げまで15分の戦い、やっぱりこのコンテストははレベルが高い戦いでした。

審査結果

結果は準優勝 なんとか賞を取ることができましたが悔しくて悔しくてあの時はずっと泣いていました。応援してくださった皆さんにあたたかい言葉を掛けていただきなんとか落ち着くことができました。ありがとうございました。

後日、組合の会報誌に写真と名前、全美連の冊子にも名前が載り感激しました。

最後に

前回の記事にも書きましたがやっぱり自分のやりたい事ができたら年齢は考えちゃダメですね。自分は特別だと思ったことはないし、特別器用でもないです。37歳という年齢で初めて着付けというものに触れ、今まで結果を出せてきたのも(そんなに出せてませんが)「着付けが好き」という思いとひたすらやった練習、そして着物に触れる時間が長かったからです。

自分もまだまだやりたい事がいっぱいあるし、もっともっとスキルアップもしたいのでいい意味で

無茶をしていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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