急遽、昨日のライブの話の流れで道具がない時の対処法を紹介することになったので、今日早速やってみました。
題して「ないないシリーズ」www
今回は腰紐が2本・伊達が1本足りない状況になった時の対処法を紹介しました。
参考動画
長襦袢着付け
この状況は現場でもよくある事です。
普段は腰紐が5本・伊達が2本必要なのですが、腰紐が3本・伊達が1本しかない場合です。
私の場合は 腰紐はせずに胸紐1本だけにします。 そして後ろなんですが、 襦袢が長いので胸紐に引っ掛けてしまう方がいらっしゃると思うのですが伊達を巻くとドレープ状にシワができるので
私は両サイドの胸紐の場所にピンチで襦袢を止めておきます。
そうすると
こんな感じでシワなくスッキリします。
いつも私は伊達を巻く時は上から巻いていきますが、今回は腰紐がないので本来腰紐がある下の方から巻いていって2周目を上に巻きます。
長襦袢から綺麗に着付けていないとシワが残っていたりするとお着物を着せた時に浮き出てくるので、なるべくシワのないように仕上げて上げましょう。
お着物
さぁ、残りの紐はあと2本伊達はありません。
どこに使うかと言うと
腰紐
胸紐
です。
おはしょりは帯を巻くまで胸紐と両サイドをピンチで止めておくなどしておきましょう。 二人着付けの時は押さえてもらっておくのもいいと思います。
伊達がないので帯を巻いていきますが 巻き終わった後、おはしょりが伊達を巻いていない分、シワシワになるのでキレイキレイTAIMEで忘れずに綺麗にシワを伸ばして上げましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか? 今回のアクシデントは現場でよくある事なので、いざと言うときにパニックにならないよう皆さんも練習してみてください。
最後までお読み頂きありがとうございます★
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