top of page
  • 執筆者の写真D

受験2

前回は現在高校1年生の私の息子が中学校で勉強嫌いになり信頼しているバスケチームのコーチからの話を聞き目標が定まり息子が目覚めたお話をしました。今回はそんな息子が現在に至るまでを書いていきます。

出会い

中学3年生になり受験勉強の為にクラブチームを辞めたり休んだりするようになるチームメイトもいました。旦那もそうでしたが少しでも偏差値の高い学校に行かせたいという思いが強く、しばしば子供の進路について夫婦で口論になることもありました。私も息子もバスケ推薦で高校に進学する手段を選んでいたので周りの子達のようにバスケを辞めて勉強に専念する事は受け入れられませんでした。

その代わりバスケ1本に絞った訳ですから練習で手を抜くことは許されません。クラブチームの練習はかなりハードだったのでメンタルがやられることも沢山ありましたが 1日たりとも 今日は行きたくないと言うことがなかったです。そして私もそれに付き添いました。

中学3年生の夏に行きたい高校に練習にいかせてもらい自分のプレーを高校の監督さんに見てもらう機会ができ推薦を頂くことができました。その時は他にも視野に入れてた高校があったので、即お返事はしなかったんですがありがたいことに悩んでる間も監督さんからの猛アプローチがありました。

推薦

3年生の9月に現在の高校の学校案内の面談があり返事の期限は2学期が終わるまでだったんですが旦那と息子と私の3人での話し合いの結果 1ヶ月もかからないぐらいで決定しました。

推薦が決まっても問題を起こしたら取り消しになるので問題を起こさないように口すっぱく言ったりテストになったら提出物だけはきちんと出すように言っていました。

そして息子はバスケの審判にも興味を持ちだし審判ライセンスをとりました。ライセンスを取得してからはプレーヤーとしての練習は欠かさず中学のクラブも引退してから後輩の試合や練習試合に審査をさせてもらったり女子バスケットの審判の方が難しいからと練習させてもらったり顧問の先生や他中のバスケのお偉い先生方に教えてもらってました。そして 中3の冬クラブチームの最後の公式戦でプレーヤーとしても出場しましたが審判としてもデビューしました。

受験勉強

推薦が決まっったからといって今までの成績を落とす訳にはいかないので息子がお気に入りだったコーチに数学を教えてもらうことになりました。とにかく入試で点数を落とさないようにコーチが全面協力してくれました。この年のお正月はクラブチームの合宿にも参加して 夜は勉強 受験前は過去問を解けるようになってました。

受験の日私は仕事だったんですが出勤時間前に神社にお参りにいきました。本当に受験生の親は気が気じゃない。合格通知がくるまでは不安で合格通知が届いた時の安堵感は半端なかったです。

進学が決まったのはよかったのですが、私立高校。 授業料無償化とはいえ先払いなので一気にお金がぶっ飛んでいきました(笑)入学前から高校の練習に参加していたので中3の3月中の電車賃は通学定期が買えない為ICカードでピッピして電車に乗るので支払いが怖かったです。

4月になり無事に入学して朝練の日々始発での通学が始まり同時に私はお弁当作りに4時半起きになりました。

最後に

私も息子も毎朝早起きになりましたが、朝が苦手な息子も休まず行ってますし今のところ高校生活を満喫している様子です。

この「受験1・受験2」でお伝えしたかった事は親としてはなるべく偏差値の高い頭のいい高校に行かせたいと思う方が多いと思うのですが、もちろん勉強が好きな子供さんはそれでも良いと思いますが道はそれだけじゃなく子供の良い所を伸ばしていってあげるという道もあるということです。最終的に高校に行けなくったって生きていけますし早く社会に触れることができるというメリットもそれはそれであるのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございます。

Commenti


bottom of page