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  • 執筆者の写真D

夜間ポートレート撮影 初試み

今回は夜間で初のストロボ・LED照明を使った撮影の様子を写真を交えて紹介していきます。今までほとんどと言っていいくらい夜の撮影はしたことがなかったのですが、7月にイルコ・アレクサンドロフさんのイベントで写真を拝見したときに感動し自分もこんな写真を撮ってみたいと思い今回初挑戦しました。うまくいかなかったこともあったので設定の改善等も紹介していきます。

今回の使用機材は

  1. Lumix GH5

  2. Siguma 18-35mm f2.8

  3. metaboones SpeedBooster

  4. Nissin i60A

  5. Litra Pro

ポートレート撮影

少し風も出ていたのでCheeに照明の三脚を支えてもらいつつ自宅付近の人通りの少ない堤防沿いで娘をモデルに撮影しました。最初の1枚目は設定の目途もたたず感でシャッターを押しました。

うんうん、最悪の一枚。これは確か18mm f1.3 1/100 ISO800 i60A 1/16だったと思います。

ここから色々設定を変えつつストロボでいい感じまでたどり着いた写真がこちら

18mm f1.3 1/15 ISO3500 WB4800

日中シンクロの時とは違い今回はソフトボックスを使ったので前の時よりも光がやわらかい感じに映りました。

変更点

自宅周りは照明が少なくて背景が真っ暗だと本当に人物画になってしまうのでシャッタースピードを1/15まで下げてISO感度を3500にし、雲が綺麗だったので二人で堤防の上に昇りカメラを地面スレスレで構えて空を多目に撮りました。

LED照明

次はリトラプロ&アンブレラを使って撮影開始。 リトラプロはサイズがとても小さくズボンのポケットに入るサイズなんですが、光量はものすごく明るくてめちゃおススメです。しかもUSB充電なので電池も買わなくてすみます。

一枚目がこちら

18mm f1.3 1/15 ISO3500 WB4800

とりあえずストロボと同じ設定で撮影したのですが、色合いが何かイマイチだったので次はホワイトバランスを変更して背景だけを冷たくしてみました。

18mm f1.3 1/15 ISO3500 WB3400

LED照明の色はそのままにカメラのホワイトバランス設定を4800から3400に変更し背景のみを冷たくしてみました。背景と被写体の温度差があるので被写体が浮き上がり一枚目よりも近づいて撮ったので背景もよりボケていい感じになりました。

この辺りから自分のテンションがマックスになってきたのを覚えています。

LEDとスポットライト

最後にLEDを被写体の斜め前からとスポットライトを被写体の後ろから光らせてみました。今日一の写真です。

この日学んだこと

  1. こういう環境でISO感度を3500以上にしてしまうとノイズが目立つのでこれ以上明るくする時はシャッタースピードで調整するか手振れ発生時は三脚を使う。

  2. 夜はLEDがある時はWBを下げると、より被写体が浮き上がって見える。

  3. アンブレラやソフトボックスの三脚は倒れやすい。

最後に

この日短時間ではありましたが初挑戦をたくさんやったおかげで幅も広がりより考えさせられる時間でした。光の使い方によってこんなにも表現が変わるのですね。やっぱりカメラは面白い!!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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