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睡眠の仕組み <アウトプットシリーズ>#2

今回は「睡眠こそ最強の解決策である」の続きをこのシリーズを始める前から読んでインプットしていた事を交えて今日学んだことをアウトプットしていこうと思います。なんせ難しい事が書かれているので私なりに噛み砕いて分かりやすく紹介していきます。

睡眠の仕組み

決して風呂に入って歯を磨き布団に入って寝るという順番ではなく、眠りについてから朝起きるまで脳はどんな順番で動いているかのお話です。

今日も忙しい一日を終え、あなたが布団に入るとまず、「ノンレム睡眠」が訪れます。そして、あなたが目を瞑って睡眠状態に入ってから90分後に「レム睡眠」が訪れます。このサイクルが朝、あなたが目覚める(覚醒する)まで繰り返されるのですが、さてこの「ノンレム睡眠」・「レム睡眠」とは何なのか?

「レム睡眠」・「ノンレム睡眠」とは

レム睡眠=「Rapid Eye Movement(素早い眼球の動き)」の頭文字

上記にも記したこの二つのサイクルがどのような働きをしているかというと、順番的にまず訪れるノンレム睡眠から説明する必要があります。

  1. ノンレム睡眠 日中の覚醒時に取り込んだ情報が海馬(脳にある部位)で一時的に保存されその情報を大脳皮質(情報を長期保存しておく部位)に送り込んでいます。なのでこのノンレム睡眠がしっかりと行われなければ次の日の覚醒時に海馬の容量がすぐにいっぱいになって沢山の記憶が保存できないということになります。

  2. レム睡眠 ノンレム睡眠で大脳皮質に取り込んだ情報を今度はレム睡眠によって過去の情報や経験と繋ぎ合わせる作業を行っています。夢を見ているのもこの時です。たまにショッキングな夢などを見た時に目が覚めるという経験をされた方がいるかと思うのですが、その目が覚める直前はレム睡眠の状態だったという事です。

レム睡眠の特徴

誰が見ても今眠っている人がレム睡眠の状態なのかノンレム睡眠の状態なのかをすぐに判断することができます。それは眠っている人の目です。正確には目を瞑っているので瞼になるのですが、レム睡眠の時だけ起きている時のように眼球が忙しく動いています。

脳波で見てみても起きている時とほとんど変わらないというデータが出ているようです。それに加えレム睡眠の時は外界との接触をシャットダウンしているので起こそうと思ってもなかなか起きてくれません。全身麻痺の状態です。

もし人間が夢を見ている時に全身麻痺の状態にならない生物として進化していなかったら、夜になると大変なことになります。まるでゾンビのように町中で夢を見ている人たちが夢に反応して動き回っていることでしょう。しかも中々起きない。

恐ろし~。

逆に言えばうまい事できてるなぁ。と思います。

ノンレム睡眠の特徴

私が思った一番大きな特徴は記憶力に影響があるという事。

私は高校生時代、普段ほとんど勉強せず毎日のようにアルバイトとゲームセンターに通っていましたが、テストの一週間前からテスト期間が終わるまでほぼ毎日徹夜で勉強していました。いやゆる「一夜漬け」です。もちろんそこそこの点数は取れるのですが、テストが終わった瞬間それまで勉強したことがほとんど頭に残っていませんでした。なので教科書の範囲に関係のない実力テストになると極端に点数が低かったです。

今思うと、確実に睡眠時間が少なかったことに原因がありました。

お子さんをお持ちの方がこの記事をお読みいただいているのであれば是非「テストの点数を取りたかったら寝ろ」とアドバイスをしてあげてください。

これは、実験によってもきちんと解明させているようです。

簡単に実験の内容を紹介すると ノンレム睡眠を奪った被験者とレム睡眠を奪った被験者で記憶力テストを行った結果、レム睡眠を奪った被験者の方が成績が良かったという結果がでているようです。

インプット漢字

<新コーナー> 普段勉強している時に見たことあるけど読み方わからないけど何となくスルーしていた漢字をここで書いていこうと思います。言い換えると私がどれだけ漢字が読めないかを暴露してくコーナーになります。

  1. 畏敬(いけい)

  2. 怠惰(たいだ)

  3. 惰眠(だみん)

  4. 弛緩(しかん)

  5. 宵(よい)

最後に

この記事をお読みいただいている皆さんは睡眠に関してお悩みはありませんか?私はこの本に出合って8時間睡眠をとることを意識しています。詳しくは次回以降も紹介していきますが、この時間がかなり重要になってくるようです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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