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睡眠不足と交通事故 <アウトプットシリーズ>#5

車社会の現代にとって交通事故は世界中で起こっていてこうやってブログを書いている間にも世界中のどこかで事故がおきています。車を運転する環境にある方は年をとって車に乗らなくなるまでに自己の経験をする方が多いのではないでしょうか。今回は睡眠と交通事故について紹介していこうと思います。

睡眠不足と交通事故の関係

結論から言うと世界中の交通事故(飛行機事故も含む)の原因のほとんどが睡眠不足だそうです。注意不足・スマホいじり・気が大きくなる・短気・ボーっとしていた等々よくみると、これ全て睡眠不足の症状になります。例えば逆に睡眠不足がなくなると


平成30年度中の交通事故発生状況

発生件数 430,601件

 死亡事故 3,449件

 重傷事故 32,726件

 軽傷事故 394,426件

死傷者数 529,378人

 死者数 3,532人

 負傷者数 525,846人

  重傷者 34,558人

  軽傷者 491,288人


この大部分がなくなるという事にもつながるのではないでしょうか?これは日本だけの数字です。去年の一年間で430,601件・一日で約1180件。軽視できない数字です。

死者数だけを見ても3,532人 この何倍もの人が涙を流したということになります。

睡眠不足と酒気帯び運転

ここでも結論からいうと長時間睡眠をとっていない人と飲酒者の状態は同じになるという事です。本の中での例では血中アルコール濃度0.8%の人と19時間起きている人は一緒の状態だと言っています。日本の酒気帯び運転の基準は呼気1リットルあたりの濃度が0.15mgなので血中濃度に換算すると0.03%です。

0.8%で19時間なので0.03%だと?時間 こんな計算で求められるかもわからないですが、かなり短時間で酒気帯び状態になるということがわかります。

そして事故を起こす確率ですが8時間睡眠を取っている人に比べ5時間の人4時間の人は圧倒的に事故を起こす確率が高いです。1時間睡眠が短くなるにつれ比例するのではなく、4~5倍になります。

実験でもアルコールを飲んだ人と睡眠不足の人がミスをする回数は同じだったと証明されています。この記事を読まれている方は決して飲酒運転などされていないとは思いますが、日々の睡眠に関しても意識していく必要があることがこれによっておわかりいただけると思います。

マイクロスリープ

居眠り運転で事故を起こしたとき本人は気が付いていませんが、決してウトウト寝ていたわけではありません。どういうことかというと多くの居眠り運転の原因は「マイクロスリープ」です。今では交通事故の原因で飲酒運転やドラッグよりもたちの悪いこの「マイクロスリープ」 何かというと数秒の間、体の機能(ハンドル操作・ブレーキ操作・視覚・聴覚等全て)がシャットダウンしてしまいます。PCでいうフリースです。体がもう限界という時に意識とは無関係に体の機能がストップするので、たとえ数秒とはいえ車を運転中にこの状態になってしまうと事故に繋がります。

普段運転される方は分かると思うのですが、高速道路でマイクロスリープが起きるとどうなるか安易に想像できるかと思います。

最後に

ここまで交通事故と睡眠の関係性について紹介してきましたが、もちろん私自身も普段車の運転をするので忘れないようにしていきます。もし、自分は睡眠時間少なくても平気なタイプだという方、次回以降にその記事も書きますがその考えは改められた方がよろしいかと思います。一日の事故件数役1180件の1件の仲間入りにはならない事をお祈りします。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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